労災保険の仕組み 保険の申請マニュアル

保険の申請マニュアル

労災保険

労災保険の仕組み

労災保険は事業主が保険料を全額負担しているため、加入しているという認識の無い方も多いものですが、一人でも従業員(労働者)がいる事業所では、手続きを行っている、いないに関わらず労災保険関係が成立しています。この保険の対象者は正規、非正規の差はなく、賃金を支払われている側の全ての人になります。しかし、法人の役員や自営業者の場合は原則として加入できません。

労災保険の保険料は事業主が全額負担するものですが、その業種によって業務上災害の危険率が異なるため料率が違ってきます。大まかではありますが、保険料はその事業に使用する全ての労働者へ支払う賃金総額と労働保険率と雇用保険率の積で求められます。労災保険率は過去の災害率などを考慮して求められており、54業種それぞれに1000分の103から1000分の3程度の割合になっています。

対象となる労働災害は「業務上災害」と「通勤災害」に分けられます。また保険給付については業務上災害の場合「補償給付」と呼び、通勤災害の場合「給付」と呼ぶようになっています。

労災保険には労災事故に対して様々な給付が準備されています。業務災害や通勤災害によって疾病を被った場合には療養(補償)給付、疾病に係る療養のために労働できなくなった場合には休業(補償)給付、所定の障害等級に該当するような障害が残った場合には障害(補償)給付や障害年金が支給されます。

また、業務災害や通勤災害で死亡した際には、一定の遺族に対して遺族(補償)給付が支給され、その葬祭を行う場合には葬祭料(葬祭給付)が支給されます。

スポンサードリンク

Copyright (C) 保険の申請マニュアル All Rights Reserved