介護保険とは 保険の申請マニュアル

保険の申請マニュアル

介護保険

介護保険とは

介護保険制度が導入された背景の一つに、介護を家族だけで行うことが難しくなったことがあげられます。介護保険制度が施行されるまでは、「介護は家族の問題である」ということがほとんど世間の常識としてまかり通っていました。

しかし世界一の長寿国となった日本では、寝たきり老人や認知症をわずらった高齢者が増加し、介護期間が長期化する傾向が顕著になりました。病状や身体能力の低下などからも、介護の必要性や重要性は高まる一方なのに対し、介護をする側であった家族の核家族化や少子化などの問題も顕わになってきています。介護者側が高齢化してきているというのも、深刻な問題の一つです。在宅での介護者の約半数が60歳以上といわれており、所謂「老・老介護」の問題が増大しています。

そのため、介護が家族だけの問題ととらえることに限界が生じてきたのです。このような現状から介護保険制度は、介護を社会全体で支えるしくみ作りの一旦として導入されることになりました。

現在行われている介護保険制度が導入される以前は、老人福祉と老人保健医療という異なる二つの制度で介護サービスが実施されていました。しかしこれらの制度は、介護を受ける側から見ると便利な制度とは言いがたい介護サービスでした。

また家庭内の介護が難しい場合、入院などの治療が不必要であるにもかかわらず病院へ長期的に入院させられる「社会的入院」といった問題も、介護が制度化されていないために起こっていた問題です。

このような問題を踏まえた上で介護保険制度を設け、医療と福祉という二つの制度を一本化することで、介護サービスを充実させることになったのです。

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